2015年7月25日土曜日

密やかなる応援団

バブル世代を生きた身としては「いい車に乗りたい」とか「いいものを持ちたい」とか、どこか浮ついた感覚というものが染み着いているところがあります。

しかし、半世紀生きてきた実感と、より厳しい時代の到来を見つめていると、モノで「格好を付ける」ということの空しさを感じざるを得ませんね。

木工に携わる人間としましては、自身の生き方を考えてしまいます。

ますます貴重になる木材。
変化し続ける時代のニーズ。

上っ面の格好良さよりも、真摯な思いを形にしていきたいものです。

高台から眺める街の灯り・・・
(写真は高峰高原からのものです)
一つ一つの光の中に人々の暮らしがあるかと思うと気が遠くなります。

誰かが誰かを思うとき、そのお手伝いに自分の力が役に立つのであれば、それが一番格好が良いのでは?と思うこの頃です。

2015年2月1日日曜日

美しきタイムカプセル

「シェナンドー」というアメリカ民謡が頭を離れません。知らなかった曲ではないはずですが、なぜか「今」の自分に突き刺さってしまいました。曲調が特に暗いわけではないのに、ある種の悲しみが痛いほど伝わってきます。

絵とか音楽とか、イメージのタイムカプセルはある日突然自分の中で爆発して、言葉にならない感情を伝えてくれますね。

美しければ美しいほど、それは深く深く心に刺さっていきます…


「シェナンドー」についてはこちらのブログが詳しいです↓
http://blogs.yahoo.co.jp/maskball2002/66190326.html

2015年1月21日水曜日

8000年の遠距離恋愛?

8000年後、今生きている人は誰もいないのでしょうね。それどころか人類すらも残っているかどうか…
ラブジョイ彗星が地球に近付いています。次にやってくるのは8000年後なのだとか。切ないほどに宇宙は、人間の都合とは無関係です。

だからこそ、
ぼうっと輝く彗星の姿に、強烈に「今」を感じてしまいますね。