2010年12月23日木曜日

立てばカクシャク座ればボテッ…!?

バルザックやゲーテは「立ち机」を愛用し、座らずに書いたり読んだりしていたとか。ヘミングウェイも立ったままタイプライターを打ったりしていたよう。僕自身も気がつくと「膝立ち」の状態で、何時間もパソコンに向かっていたりする。
「くつろぐ」には安定した椅子が必要だとは思うが、考えたり話したり…案外自由な姿勢の方がいいのかも知れない。カウンターテーブルなど、そういった意味では使い勝手が良いと思うが…背が高くて幅の狭い「脚もの」は転倒の可能性を無視できない。

先日作ったカウンター(↑写真)では、脚の張り出しを少しずつ変えて安全性を確かめてみた。ほんの僅かな寸法の違いで横からの力への反応が変わることがよく分かった。力を加えても倒れずに、全体が動き出す「境い目」がある。