2010年2月16日火曜日

雪があると音がない

今日も静かな朝…
この冬は、それほど雪は積もらなかったが、粉雪が舞う日は多かった。風のない日。垂直にゆっくり降りてくる白い粒は、本当に幻想的だ。

 雪は山堂を擁して樹影深し
 檐鈴動かず 夜沈沈
 閑かに乱帙を収めて疑義を思えば
 一穂の青灯 万古の心
        冬夜読書(菅茶山)

たまには夜明けまでじっくり本でも読んでみたいものだ。
(↑写真 それでも雪の下の氷が、少しずつ割れて…)